WebPilot 特集 - 座談会
特集 座談会
まえがき
WebPilotのユーザの方々にお集まりいただき、弊社代表を交えてホームページに関する意見交換会を行いました。 前編は、お集まり頂いた各法人様の自己紹介を兼ねながらWebPilotに関する感想をお聞きしました。 後編は、WebPilotあるいはホームページに関してのフリーの座談会形式で、とても有意義な時間をすごすことができました。 こういった機会を、また持ちたいと思っておりますので、WebPilotをお使いの方で、本稿をお読みの方々も奮って手を挙げて頂ければ幸いです。 (2010年 3月 おつ記)
前編

−みなさん、お集まり頂きましてありがとうございます。 今日はよろしくお願いいたします。 さっそくですが、みなさんの自己紹介を兼ねてWebPilotの感想などをお聞かせください。 まず、パステルラボさん、よろしくお願いいたします。
(遠田)はじめまして、パステルラボの遠田といいます。 私どもは、『コミュニケーション』をテーマに掲げ、プランニングの提案から実行までをさせて頂いています。 人と人とをつなぐためのお手伝いをさせて頂いているのですが、そういう『つながり』を創造している、と思っています。
私どものホームページのメンテナンスは私が担当しているのですが、外部に委託したり、また自分でメンテナンスしています。 外部へ委託する費用を抑えるためにWebPilotを導入しました。 弊社のホームページ内に『メディアクリップ』というページがありますが、そのページでは新聞等で弊社が取り上げられた記事を掲載しています。 そういった記事を簡単に追加編集ができるので、Web関係においては素人の私にでも簡単に編集ができて便利だと思っています。
最近では、弊社社長が「自分のページが欲しいっ!」と言うので、イチから『社長プロフィール』というページを作ってみたんですが、素人の私でもできました、笑。 写真を貼り付けてあったんですけど、社長からは、「この写真、デカ過ぎない?」(笑)なんて言われましたが、WebPilotだとサイズも簡単に変更できるのでとっても助かりました。
(細野)御社では、顧客名簿等とを連動させるようなことは考えていないんですか?
(遠田)ウチは、アイオーさんのように商品を販売する、というビジネスモデルではないので、そういう利活用はしないですね。
(細野)いろいろな企画を提供しているのでしょうけども、そういった企画をホームページ上で紹介はされていないのですか?
(遠田)はい、ウチは、企画における『縁の下の力持ち』に徹していますから、笑。 あまり前面に出ちゃいますと、お客様にとっては好ましくないですよね。
ーなるほど。 ホームページは、自社をPRする場ではありますが、PRできる情報の全てを出せない、というのはツライところですね。 ありがとうございました。 では、チェスネットワークさん、よろしくお願いいたします。
(安陵)大阪から来ましたチェスネットワークの安陵といいます。 私は、以前はベルシステム24という会社に勤めていましてB2B(企業対企業取引)のモデルでマーケティングを勉強しました。 今は独立して、テレマーケティングを得意としています。 私も相応の歳ということもあり、お客様の事情もよくわかるようになりました。 (笑) 単にテレマーケティングだけではなく、ホームページの制作代行も請け負うことで、お客様に、より良い結果をご提供できるようにしています。
WebPilotの存在を知って、お客様に制作代行も含めて安価に提供できるようになりましたが、安価なのはイイですね。 お客様は、やはり、自分自身で更新メンテナンスしたいんです。 WebPilotは、私も使っていて簡単だと思うんですけど、その機能を全部説明すると、お客様によっては引いちゃうんです。 ですので、「ここの部分を、こうやって更新してくださいね」とだけ説明して納品しています。 それと、ウチは、WebPilotに合わせた素材を用意しています。
(細野)それは、WebPilot用のテンプレートということですか?
(安陵)いえ、テンプレートそのものではなく、WebPilotのテンプレートに合わせた素材ですね。 テンプレートの『着せ替え』という感じです。 ウチでは、WebPilotを販売するだけではなく、そういった素材を組み合わせることで、安価に制作を代行できるように付加価値をつけて提供しています。

(細野)USBキーについては、どうですか?
(安陵)ウチのお客様は、基本的には、PCは固定されているので、そんなに必要性は高くないので、ほとんどの方がLight版ですね。 それと、USBキーはセキュリティ面では有効だとは思うんですが、他のPCで利用する場合には、改めてFTPに関する情報を入力する必要がありますが、そうなるとチョッと使いにくいですね。
−セキュリティは、セキュリティレベルを高めると使いにくくなりますし、また、使いやすくするとセキュリティレベルを下げてしまうところが悩ましい。 その加減、あるいは工夫は、今後の課題ですね。 貴重なご意見をありがとうございます。 では、アックスさん、お願いいたします。
(竹岡)京都からやって来ました。 アックスといいます。 今日は京都で総会があったんですが、予想以上に早く終わったので(笑)遅刻することなく来ることができました。 (笑) アックス社は、組込開発をやっていrますので、その業界関係者のプロフェッショナルな方々を対象にしたホームページを運用しています。
WebPilotのデモを見て、ボクも使ってみようかな、と思ったんです。 「ボクのような素人のオッチャンでも使えそう」と思ったんですね。 (笑) で、弊社の広報を担当している森という者に使わせました。 森からは「簡単に使える」との報告を受けています。 ただ、彼はMacをメインに使っているんですが、USBキーが
Macに対応していない。 森に限らず、Webデザイナさんは、Macのユーザも少なくないんじゃないでしょうか。 そういう意味で、是非、USBキーはMacに対応していただきたいですね。
(細野)なるほど。 WebPilotは素人のオッチャンだけではなく、Macを利用するWebデザイナも視野に入れないといけない、ということですね。 (笑)
(竹岡)他にも、印刷業者さんなんかもMacを使っている人がいるんじゃないでしょうかね。
(細野)USBキーのセキュリティの件と合わせて、大きい課題その2として考えましょう。 (笑)
(細野)動画の利用ということはどうですか?
(安陵)ウチでは、、YouTubeを使ってWebPilotの動画マニュアルを動画にしてホームページに貼りつけてありますよ。
(細野)確かに、文章だけの説明じゃダメですね。 (笑) そういう意味で、弊社もeコマースを担当している部署が中心になって、いろいろと動画を掲載しています。
(浜田)単なる製品説明ではなく、「何かと何かをつなぐと、こんな具合に便利になりますよ」というようなものを掲載しています。 例えば、文章だけでは伝わりにくいようなパフォーマンスというか、操作レスポンスのような感覚的なものなどは動画だと伝えやすいですよね。

−WebPilotでは、動画の配信サービスも用意しています。 ただ、YouTubeのようなサービスと異なり、有償サービスです、笑。 動画をストレスなく再生させるために帯域を保障するサービスなので仕方ないんです。 閲覧者にとってストレスを与えないようにアクセスさせたいというような場合に、ご利用いただけるとありがたいです。 では、アクロスさん、お願いいたします。
(野村)こんにちは。 アクロスの野村といいます。 アクロス社は、Web制作代行、SEO対策、Webシステムの開発などをやっています。 弊社では、行動連動型メルマガ『atms』というサービスを開発しています。 このサービスについて少し紹介させてください。
(野村)ケータイのメルマガは、基本的には一方通行型のコミュニケーションですよね。 受信者は、受動的にメールを読まされるだけです。 『atms』では、もう少し踏み込んでマーケティングに連動した形での情報提供サービスを目指します。 まだ詳細は公表できませんけど(笑)、このサービ
スの中で、WebPilotと連動できる仕組みにすると、メルマガ読者とサイトの閲覧者に対して、より効果的な情報提供&情報取得の仕組みができます。 デモができるようになったら、また、皆さんにもご覧頂きたいと思っていますが。 (笑)
(細野)ケータイサイトを作る上で、WebPilotは問題無いですか?
(野村)ケータイサイトを作る上で、例えば横幅のサイズに気をつけなければならないなど、いろいろとありますが、基本的には問題無くWebPilotで作成することができますね。
(細野)WebPilotという観点から見て、ケータイサイトも利用する、という市場性はどんなものなんですか?
(野村)業種によるのではないでしょうか。 B2Bの中では、ケータイでの閲覧者は基本的には想定しないと思いますが、B2C(企業対個人消費者取引)の中では、それなりに市場があるんじゃないかと思います。
−『ケータイとの連動』というのは興味深い仕組みですね。 ケータイは、電話やメール以外の使い方というのが広がっていますからね。 WebPilotはケータイサイトも作ることができますが、連動が楽しみです。 次にあん共育さん、お願いいたします。
(桝田)あん共育の桝田といいます、よろしくお願いします。 ボクは、全くデザインをする力が無いんです。 (笑) でも、WebPilotを使えば、そのあたりは、イイ感じで簡単に作れそうだったので導入しました。 で、私のお客様にもお勧めできそうな商材だとも思いました。 というのは、私のお客様でホームページに関することは私と同じようにわからない人もいます。 閲覧するだけです。 (笑) で、そういったお客様にご紹介する際に、「パソコンでワープロは打てますか?」と言って紹介できます。 ワープロが打てる人ならWebPilotも使えると思いますから、WebPilotを使うことで自分でホームページをメンテナンスできると思います。
(桝田)あん共育は、各種セミナや勉強会の企画・誘致・開催をコーディネートしているのですが、そういったセミナなどをWebPilotを使ってカレンダ管理ができるようにも準備しています。 ちなみに、喫茶店でやるような勉強会もあるんですね。 それと、ブログも利用します。 毎日、情報を発信するというわけにはいきませんが、そういったイベント等の案内や実施結果など、キメの細かい情報発信にはブログが向いているように思っています。 あるいは、ボク自身が情報発信するのではなくブログサイトであれば、その参加者自身がそのサイトで情報を発信することができますよね。 そういう目的があって、自分はWebPilotのBlog付きの方を導入しました。
(桝田)セミナや勉強会は、ITに関するテーマだけとは限らないのですが、、ITの苦手な方々もいます。 目指すところとして、そういったITの苦手な人にも、WebPilotを使って頂いて自分でホームページを持ちたいと考えている人やホームページは持っているけどメンテナンスが止まっている企業さんや個人事業主さんなどに提案していくつもりです。
(桝田)他には、ボクはホームページ上で『パソコン困りごと相談室』などを持っているのですが、そういったところにホームページについて投稿相談してくる人などにも紹介できますね。
(細野)WebPilotを紹介販売する、というよりも、『ホームページの使い方を
売る』という感じですね。
(桝田)はい、その通りです。
(細野)ホスティングなどの部分は、どう考えていますか?
(桝田)ブランドにこだわる必要は無いと考えています。 ある程度、しっかりと運営しているホスティングであれば充分ですね。 そういう運営をしているホスティング=ブランドとも言えますが、ブランドが無くてもしっかりとしたサービスを提供しているところもあります。 ボクの想定しているユーザは、1日に何千、何万というアクセスを期待しているわけではありません、 ですので、しっかりと機能するのであれば安いホスティングで充分なんです。
−単に自社PRするだけではなく、情報を発信しつつ、ご自身の業務に関連させたページにする、というのはユニークな発想ですね。 では、次は、JITAさん、お願いいたします。
(吉田)私どもは、これまで説明された方々と毛色が違ってNPOですが、日本ITイノベーション協会、通称JITAは、全国の10人未満のSOHOさんと中小企業さんとのビジネスマッチングの「場」を提供しています。 現在、約11万5000事業者のSOHOさんが会員になっています。 3割ほどの会員
さんは、Webデザイナ、クリエイティブ系の方ですね。
(吉田)数年前あたりから、ITを経営に生かしていく、というテーマがありますけども、中小企業さんで利活用できているところというのは多くないのが現状です。 原因として、私の考えるところは、まず、中小企業さん自身がITについての理解度が高くなっていない、また、その原因とも言えますが、ITベンダーさんは、ITをツールとしてだけ提供しているせいだと思うのです。 つまり、経営への「利活用方法」として提案していないように思えるんです。 アイオーさんを目の前にして申し上げるのは恐縮なんですが。 (笑) 極端な話しですが、中小企業さんにとって、何をどういうふうに使えば、どう有効なのかがわからない。 一般的に(笑)ベンダーさんは、「IT=機能」として押し付けてきたような感があります。
(吉田)今回、WebPilotの紹介を頂いたんですが、単にホームページのメンテナンスツールとしての位置付けだと、今申し上げた通りの結果になってしまいます。 もっとトータルな広い視点で中小企業さんに提案してあげないといけないと思うんです。 しかしそれは、1社が全てを低提供するトータルパッケージ、という意味ではありません。 得意な部分を持ち寄って複数社で実現すればイイんです。 私どものNPOは、まさにそういったコーディネートができる立場にあるわけですが、今回、WebPilotを見て、そういったコーディネートをやらせて頂きたいと思っているんです。

(細野)Webデザイナの会員が多いということは、Webの素材なども集められそうですね。
(吉田)はい、そのあたりも視野に入れて考えています。
(細野)商工会議所のようなところも、会員のホームページ化を働きかけているようですが、今は、会員が減少傾向にあるようですね。
(吉田)JITAは、毎月3000事業者ペースで増えていますが、こういったSOHO事業者さんは商工会議所には入らないでしょうね・・・。 商工会議所として、どういうメリット、サービスを会員に提供していくのか? ということだと思います。
−SOHO事業者が増えている、というのは、良い社会なのかどうかわかりませんが。 (笑)いろいろなSOHOさんがおられるでしょうから、いろいろなソリューションを組み立てられる可能性はあるのでしょうね。 ありがとうございます。 では、最後に、BBS協会さん、お願いいたします。
(小堀)うちもNPOなので、いわゆる民間企業とは異なります。 『ブロードバンドスクール協会(BBS協会)』は、2002年にコンソシアムとして発足しました。 主に小学校のIT化支援をやっています。 当時、学校の先生からは、「ITを使うことで成績が良くなるのなら利用しましょう」とよく言われました。 (笑) 当時は任意団体だったんですが、岡山の小学校をモデル校としてノートパソコンや無線LANを使う授業の実証実験などをやりました。 当時は、無線LANへの不信感もありましたが(笑)LAN工事をやると費用が高くなる。 本当に無線LANは危なくて使えないのか?! という意味も含めて実験したわけです。
(小堀)そういったIT機器を利用することで児童の成績は上がるのか?! という点が、学校現場での最大の関心事ではあるのですが、確実に言えるのは、「児童の学習意欲は高まる」という結果は出せました。 パソコンを使うというだけのことで児童の目が輝くんですね。 (笑) そうこうしているうちに、英語の授業を小学校で実施したいと考えた先生がいました。 その英語授業の必然性が問わ
れるわけですが、海外との交流授業を行うための英語授業、という位置付けにしました。 交流授業中、私は日本の児童を見ていましたが、一生懸命に辞書を使っていました。 (笑) 相手の言葉を理解したいし、また、自分も話したいから、一生懸命に辞書を使うんですよね。 こういう必然性を継続できれば、英語は絶対に上達すると思うんですけどね。 あるいは、BBS協会のメンバでACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)さんがおられますが、情報モラルなどの啓蒙にも力をいれて活動しています。 そういった活動を細々とやっているのですが、経費節減ということもあり、IT化を支援する我々自身のホームページの更新メンテナンスが止まったままだったんです。 (笑) IT支援する我々のホームページが陳腐化しつつあったわけですが、そこで、WebPilotです、笑。 これまで外部に委託していたことを WebPilotを利用して、我々自身で更新していく体制にしました。
(細野)なるほど(笑)。 学校の先生方は忙しいというのは、私もよく耳にします。
(小堀)特に公立の先生は忙しいと思います。 ご自宅でも仕事をやらないといけないくらいの状況にありますが、セキュリティ上の課題も抱えていますし。 また、学校内のLAN整備が充分ではなく、業務の効率化ができないようなところもありますね。 ホームページについても、担当の先生が異動しちゃうと更新ができなくなってしまったりすることもあります。
(細野)WebPilotでは、学校向けに保護者への連絡サービスを用意しました。 登録している保護者のケータイへ一斉にメールを配信することができます。
(小堀)はい、そういったサービスがいろいろと出現して、学校側から見て選択肢が広がるのはイイですね。
−ありがとうございました。 私が小学校時代にパソコンのようなものが教室にあれば、もっと賢くなっていたかもしれません・・・。 (笑)
【参考URL】
株式会社パステルラボ http://www.pastellabo.co.jp/
